シミとそばかすの違い
見た目はほとんど同じに見える”シミ”と”そばかす”。
しかしこれには違いがあります。
”シミ”と”そばかす”の違いを理解することで、これらの改善方法も見えてくるでしょう。
まず一番大きな違いとして重要なのが形成される理由・過程です。
そばかす
主に幼少期から思春期にかけて形成されるもので、その原因は先天的なものが多いようです。
肌の白い人ほどそばかすに悩まされます。
日本人もそばかすのできやすい人種ですが、特に白人の方はそばかすの悩みが大きいようです。
シミ
主に大人になってからできるもので、原因は日光などの紫外線、生活習慣、ストレスなどにあります。
見た目にも微妙な違いがあります
そばかすは大抵の場合で米粒くらいの大きさで、ポツポツとできるのに対し、
シミは時間が経つにつれて大きく広がり、じわじわと侵食されるようにできます。
改善・予防の方法も違います
まずそばかすは先ほど言ったように先天的なものが大きな原因となっています。
ですので、そばかすは”予防”をすることは非常に困難かと思います。
そばかすも紫外線に影響を受けていますので、小さいうちから日焼け止めや帽子などで多少の効果はあるかもしれません。
しかしあまり期待はしない方が良いかと思います。
そばかすは成長するにつれて薄くなり、ほとんど目立たなくなる方もいらっしゃいます。
そうでない場合でも、適切なスキンケアを行うことで目立たなくすることは可能です。
一方、シミは逆に”予防”することがなによりも重要だと言えます。
屋外に出る際には必ず日焼け止めをつける、日傘を持つ、強い日差しを浴びないようにする、ビタミンをたくさん摂るなど、予防する方法はいくらでもあります。
まずはしっかりと予防をして、シミ自体を作らないように努力しましょう。
もしそれでもシミが出来てしまった場合は、シミ取り化粧品やサプリメントなどでケアをしてください。
日焼けするとなぜシミができるのでしょう
お肌にとって紫外線が大敵であることは、皆さん良くご存知かと思いますが、何故紫外線を浴びるとシミが出来てしまうのでしょうか。
年齢を重ねるごとに少しずつ増え始め、気が付いたら顔のいたるところにシミが・・・
と30歳前後の女性がもっとも気にする肌トラブルがシミですよね。
最近では女性だけではなく男性もシミを気にしているようです。
シミのないお肌をキープするために、また、新しいシミを増やさないためにも日焼けとシミの関係をしっかりと把握しておけば年齢を重ねてもキレイな肌でいられます。
日焼けをしてしまうのは紫外線が原因ですが、紫外線にも種類があります
紫外線は波長によって種類があります。
もっとも波長が長いのがUV-A
UV-Aは、肌にあたると真皮まで到着し、色素細胞を活性化しメラニンを大量に作り出します。
このメラニンが肌のなかでとどまっているのが日焼け、ターンオーバーで排出されなかったものがシミになります。
UV-Aより波長が短いのがUV-B
肌に炎症を起こし、赤くなりヒリヒリしたり水ぶくれになったりします。
もっとも波長が短いのがUV-C
今まではオゾン層でカットされていたため重要視されていませんでした。
しかし、近年温暖化などの問題でオゾン層が破壊されているので、地表にいつかは届いてしまう事実があり、浴びてしまうと直ぐに皮膚のヤケドが起きるぐらい脅威的な波長です。
そんな紫外線からお肌を守るには、真夏に日焼け止めを塗るだけではなく、1年を通して日焼け対策を行う事が最も重要です。